ドラクエ10のVer.4……5000年の旅路 遙かなる故郷へという区分のお話をひと通りクリアしてきた。
このお話の終盤、恐らく3Dのドラクエでは初の描写な気がするけど、かなりリアルな人の死の描写が含まれるシーンがあった。
目を開いたまま息を引き取り、看取った人が遺体の目を伏せさせ、遺体に布を被せるというもの。
ドラマなんかではよく描かれるけど、ドラクエはちょっと記憶がない。死人が大量発生する8ですら、ここまでリアルな描写はなかった。
11も多分なかったと思う。あまり記憶がないけど。
で、この直前には、死の淵のキャラクターとその身内のキャラクターが会話するというシーンも含まれていた。
もうすぐ3ヶ月になるとはいえ、ちょっと前に身内の死を看取った側としては、思い出し泣きで引っ張られそうになって少ししんどかった。
何て言うか、彼らが最期に会話できて良かったなって気持ちと、仮に最期に会話できたとして自分たちは救われたのかなって考えが交互に入り乱れてしまって。
母が亡くなった日のことはこれまでにも何度か書いていてクドい気はするのだが、会話をすることはなかった。
遺言みたいなのはなくて、最後に聞いたのは唸り声だけ。
最後に家族が全員揃っていたのを母が認知できていたのか、それすら我々には知る由もなかった。
でも、家族が揃っているのを見て認知することができたのなら、その方が安心しながら逝けたんじゃないかなって気もして。
独りは寂しいからね。なんだかんだ言っても。
だから、最期に話せたのが羨ましかったのかもしれない。ゲーム内の物語に羨望を抱くなんて今までなかったんだけどな。
まだおセンチメンタルのようだ。これを書いていて涙が止まらない。
シナリオにケチをつけるつもりはない。とても素晴らしい物語だった。
触った時期が良くなかったのだろう。それに尽きる。
まともに話したいなんてとっくの昔に捨てた感情のはずなのにな。
最後の最後まで諦められなかったということか。
認めたくないなぁ……ぬーん……。